事業案内
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純銅鋳物の製造と異種金属溶接で、世界の産業界に貢献します。
銅の優れた熱伝導性を活かす為に試行錯誤と挑戦を積み重ね、多種多様な高純度の銅鋳物製品を開発して参りました。また、更なる長寿命化のニーズにお応えする為、純銅鋳物に適した硬化肉盛材の開発を続け、豊富なバリエーションの中から使用環境に即した組合せを幅広くご提案、多くの信頼と実績を頂いております。豊富な経験と最新技術により生み出された、確かな品質の後藤合金製純銅鋳物製品は、今日も高温設備を陰で支えています。
高炉・転炉用主要製品
実績とアイディアが世界の製鉄所で活きています。
当社の主製品である純銅鋳物製品は製鉄用高炉および製鋼用転炉などで使用されています。
これらの製品はいずれも高熱環境下(最高2,400~2,500℃)に曝されながら、使用個所によっては10年以上もの長期間の使用に耐えられるように造られています。
このため、材質は実用金属中、最も熱伝導性に優れた純銅を使用しています。
更に製品の形状を中空体とし、その内部に水を貫流させて冷却し、製品自体の溶損を防ぐ方式を採用しています。
製品造りの中で最も難しいといわれる成分管理においては、発光分光分析装置による炉前分析と電気伝導測定による二重管理方式を導入しています。
このような管理システムにより、銅純度99.9%以上の製品も製造しています。
また、品質の向上を担うガスコントロールの分野においても、二重脱酸法という当社が独自開発した技術を組み合わせ、品質を飛躍的に高めることに成功しました。
電気炉用主要製品
高度化・大型化の波は最も歓迎するところです。
電炉用純銅鋳物としての主要製品には電極ホルダー・ランスノズル・ターミナルヘッド・コンタクトクランプ・プレッシャーリング・コンタクトシュー・コンダクター・炉体クーラー・炉蓋などがあり、炉の巨大化に伴って要求される操業効率の向上にこれらの製品が世界のいたるところで大きく寄与しています。
生産体制と品質管理
新しいスタンダードづくりをリードしています。
当社の製品づくりの基本姿勢は素材から製品まで、常に業界の最先端を志向し、最新の工作機械と独自に研究・開発した溶接技法による高品質の製品づくりを目指しています。また、研究・開発セクションと生産技術、品質管理の各種システムを効率的に一本化。設計から機械加工、検査にいたるまでの一貫した体制を整備しながら、大型化、高度化という時代や世界的なニーズにも即応できるR&Dとフレキシブル・ラインを完備しています。
また、品質管理の一例として、γ線検査装置による非破壊検査を実施。
この判定基準となっているASTM E-272、3級以上は、当社が業界に先駆けて採用しました。
今ではこれが業界の標準となっています。
この他、最終検査まで各種の検査機器及び測定装置を駆使した完璧な品質評価体制を確立。
さらに納入後も使用結果を追跡調査するなど、常に品質の改善と向上に努め、万全を期しています。
主な輸出国
- 中華人民共和国
- フィンランド
- 大韓民国
- インド
- イギリス
- フィリピン
- ドイツ
- アルジェリア
- 南アフリカ
- 台湾
- イタリア
- ベトナム
- アメリカ合衆国
- オランダ
- カナダ
- メキシコ
- オーストラリア
- ブラジル
主な国内納入先
- 日本製鉄株式会社
- JFEスチール株式会社
- 株式会社神戸製鋼所
- 日鉄エンジニアリング株式会社
- JFEエンジニアリング株式会社
- JFEプラントエンジ株式会社
- スチールプランテック株式会社
- J&T環境株式会社
- JFE条鋼株式会社
- JFEミネラル株式会社
- 東京製鐵株式会社
- 大同特殊鋼株式会社
- 株式会社IHIポールワース
- 新日本電工株式会社
- 株式会社クボタ
- 株式会社栗本鐵工所
- 株式会社ナニワ炉機研究所
- 日本鋳鉄管株式会社
- アイシン高丘株式会社
- 日立金属株式会社
- ヤマト発動機株式会社
- 日野自動車株式会社
- 日産自動車株式会社
- マツダ株式会社
- 共英製鋼株式会社